おばんざい屋の日替わりおまかせ弁当は、毎日内容が変わるので前日のうちに
食材を確認しつつ、献立を決めていきます。
母が切り干し大根を作る度に「ようけ作ったで使わん?」と言ってドサッと置いていってくれるので今日の煮物は切干の炊いたんにしょうか。和え物は昨日の前菜に使った菜の花が残っとるな。辛子じょうゆで和えよか。海苔和えもええな。
「お母ちゃん、まぐろ余っとるで使うてって。」と息子が言うので
主菜はまぐろ串カツに決めた。
甘味はトマトジュースと牛乳が中途半端に残っているので
二色寒天にしよ。寒いところへ置いといたら30分くらいで固まるので、作っておくと何かと便利な一品です。
日替わりのおまかせ弁当はこのようにして出来上がります。
仕出しの場合はその目的によって、献立の内容は変わってくるので全く同じという訳にはいきません。
今日の仕出しのご注文は法事用14人前、11時半のお届けです。
ところがこの後大変な事が・・・
配達も終えてやれやれと思って、のれんを上げたらしばらくして満席状態になったので、てんてこ舞いしていると予約した●●ですが、とお客様がお見えになりました。「えーっ?よ・や・く?」あわててカレンダーの予約表を見ても夜の1組だけしか書いてない。こんな時は絶対あわてたらあきません。落ち着け、落ち着けと自分に言い聞かせ
もう一度予約表を見るとなんと走り書きのメモがテープで貼り付けてある。「これや!」確かに私が聞いた予約や!
うなぎ三昧・3,675円コース 4名様
お座敷に4人座れるテーブルは空いている。それも床の間の前や。
すぐにご案内して何事も無かったようにせなあかん。すでに入っている注文をこなしながら、とにかくまず残っている物で前菜を作らなあかん。
大急ぎでお出ししたのは
いくら柚子釜
鴨燻製柚子胡椒添え
菜の花辛子じょうゆ和え
とりあえずこんだけ出して後はちょっと待ってもらおか、と思っていたら食事の前にお話し合いがあるみたいで「料理出すのもうちょっと後にしてんか」と言われた。
うちの店に来て間もないパートのおばちゃんは頭の中がパニック状態
になっとったみたいやけど、そこは年の功やな。
うまい具合に取り繕ってくれたみたいです。若いアルバイトの子やったらこんな調子にはいかんだやろな。感謝 感謝。
お帰りの際にお叱りを受けるんやろな、とひやひやしていたら
「ああ、旨かったわ、料理もようけ出してもろて、ごっつぉさん(ごちそうさん)」と言われてお帰りになりました。助かった!
パートの●●さん、多分あなたのお陰です。ありがとう。
それにしても問題は私や。
遂に三歩歩いたら忘れる頭になってしもたんかいな?
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posted by りんちゃん at 02:15|
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